アイスランドは北米やスカンジナビア半島北部といった他の観測値に比べて有利な点があるので、ご紹介します。

1.比較的気温が高い。

他のオーロラ観測スポットであるアラスカやフィンランドの北部では冬の夜には マイナス20~30℃になることもありますが、アイスランドでは下がってもマイナス5~10℃であり、比較的気温が高く、過ごしやすいといえます。
オーロラ観測はオーロラが出現するまで待機することもあるため、気温が高めであれば体力的にも嬉しいですし、カメラの凍結を心配しなくていいというメリットもあります。

主なオーロラ観測地 平均
温度
9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
フェアバンクス
/アラスカ
最高 13 -1 -11 -17 -17 -13 -4
最低 2 -9 -22 -26 -27 -25 -18
イエローナイフ
/カナダ
最高 10 1 -10 -20 -22 -18 -11
最低 3 -3 -18 -28 -30 -28 -32
グリーンランド 最高 9 -1 -8 -11 -15 -16 -12
最低 -2 -9 -16 -21 -22 -27 -22
サーリセルカ
/フィンランド
最高 9 2 -4 -9 -10 -9 -3
最低 2 -2 -8 -15 -16 -17 -13
アイスランド
/レイキャビック
最高 10 7 3 2 2 3 3
最低 5 2 -1 -3 -3 -2 -2
(参考)東京 最高 27 22 16 12 10 10 14
最低 20 14 8 4 1 2 4

 

2.早い時間に発生する

アイスランドでは19:00~23:00の間でオーロラ観測をできる確率が高いです。
そのため、日中は別のツアーに参加して、その後オーロラ観測ツアーに参加する等時間の有効活用が出来ます。また、終了時刻も早いため、翌日の観光に響くことも少ないということもメリットとしてあげられます。

観測地 観測が期待できる時間帯
フェアバンクス/アラスカ 23:00~27:00
イエローナイフ/カナダ 22:00~26:00
グリーンランド 19:00~23:00
サーリセルカ/フィンランド 19:00~23:00
アイスランド/レイキャビック 19:00~23:00

3.町の近くで観測ができる

他の国の場合、オーロラ観測地に行くには入国後、さらに飛行機を乗り継いで観測値まで足を運ぶ必要がありますが、アイスランドの場合、首都レイキャビックの周辺にも観測ポイントがあるため、遠出をしなくてもオーロラを見ることが出来るというのは利点であるといえます。

レイキャビック周辺のオーロラ観測スポット

  • アゥルフタネース(地図左下)
    ここには、ベッサスタージルと呼ばれるアイスランド大統領公邸があります。海に突き出した半島は静かなエリアで、湾の向こうのレイキャビク市街の上空で舞うオーロラや海に映るオーロラを楽しむことができます。
    ただし、街から車で15分程の距離のため、レンタカーがないと難しいでしょう。
  • ハルパコンサートホール(地図中央上部)
    街の中心部から少し離れたハルパコンサートホールを少し海沿いに進むと、海が一望できるスポットまでたどり着けます。一番手軽にアクセスできるポイントといえるでしょう。
  • セルチャルナルネース(地図左上)
    街の明かりが気になる場合には、30分ほど歩くことになりますが、セルチャルナルネースに行くことをオススメします。
    海に突き出た半島の先端には人が住んでおらず、暗くて静かな中でオーロラを観察できます。足湯もあるので、冷たい足先を温めながらオーロラを待つことができます。