アイスランドは近年観光客が急増しており、観光客に比して宿泊施設が不足している状況が続いています。

特にハイシーズン(6~8月)には観光客が集中するため、料金が何倍かに高騰し、予約も取りづらくなるので、早めにおさえるようにしましょう。




 

宿泊施設の種類

アイスランドの宿泊施設はホテル、ホステル、アパートメント、ゲストハウスといったものがあります。
アパートメントやゲストハウスは日本にいると馴染みが薄いと思いますので、写真付きで解説します。

◆ホテル

一般的なホテルです。5つ星のランク付けがあり、3つ星以上のホテルはすべてトイレ、シャワー、テレビ付き。4つ星以上は24時間のルームサービス、全室でインターネットができます。なお、星を申請しないホテルもあるので、星なしでもいいホテルがあります。

 

  • 5つ星ホテルの寝室

(Diamond Suites)

  • 4つ星ホテルの寝室

(Canopy by Hilton Reykjavik City Centre)

  • 3つ星ホテルの寝室

(Skuggi Hotel Reykjavik by Keahotels)




◆ホステル

ベッドリネンが別料金、キッチンでの自炊が出来るタイプが主流。

Loft-Hi-Hostel

(ロフト ハイ ホステル)

  • レイキャビークの中心部にあるホステル。
  • シングル・ダブル等の客室とドミトリーから選択できる。
  • 個人ロッカーや共用キッチンなど設備も充実している。
  • ダブルルーム。一泊2名で21,000円~
  • ドミトリールーム。一泊6,000円~
  • 広々とした食堂は旅行者達の交流スペースとしても活用されている
  • 共同キッチンは食器なども含め自由に利用可能。




◆アパートメント

キッチン付きの宿泊施設です。ホテルタイプと集合住宅の一部を貸し出すタイプがあります。4人以上のグループでシェアすればかなり割安になりますので、グループで旅行することを予定されている場合には選択肢として考えてみてもいいのではないでしょうか。

Casablanca Apartments

(カサブランカ アパートメンツ)

  • ケフラヴィーク国際空港から4kmの場所にあるアパートメント。
  • こちらは集合住宅の一部を貸し出すタイプで、ベッドルーム2つとリビングがあり、専用バスルームにキッチンもついている。
  • 1泊4名で33,000円~
  •  外観は一軒家にも近しい。
  •  寝室は清潔でオシャレと評判
  •  リビングには家具が備え付けられており、ゆったりくつろぐことができる。
  •  キッチンもついているため、自炊することで節約も可能。

◆ゲストハウス

家族経営で数部屋しかないところからホテルと変わらない規模まで様々です。

Kef Guesthouse at Graenasvegur
ケフ・ゲストアウス アット
グレナスヴェグール

  • ケフラヴィーク国際空港から4kmの場所にあるアパートメント。
  • キッチンやラウンジが併設されており、自由に利用可能。
  • 一泊16,000円~
  • 外観は1軒長屋に近しい。
  • 寝室はシンプルながらも清潔なベッド・シーツが整えられている。
  • ラウンジは自由に利用可能で、旅行者同士の交流もある。
  • キッチンは広く、自由に利用できる。

 

価格の目安

それぞれの施設の宿泊費についてまとめてみたので、参考にしてください。

ローシーズン
(2018年1月の価格)
ハイシーズン
(2017年7月の価格)
最安値/一泊
ホテル 5ツ星 79,000円~ 117,000円~
4ツ星 13,000円~ 33,000円~
3ツ星 8,000円~ 15,000円~
星なし 2,300円~ 4,000円~
ホステル 2,300円~ 3,000円~
アパートメント 7,000円~ 10,000円~
ゲストハウス 3,100円~ 4,300円~

※上記は調査時点(2017年5月)の価格であり、予約状況や時期により価格は異なります。現時点での価格は予約サイト等にてご確認ください。
※なお、ハイシーズンに至っては、調査時点で既に70%の予約率が示されており、満室となっているホテルも多数ありましたので、早めの予約が重要です。

ホテル選びのポイント

さて、様々なタイプの宿泊施設がありますが、どの施設をどんな基準で選べばいいのでしょうか。
それぞれの旅の目的や予算によって、「最適なホテル」の基準も異なりますが、ここでは旅行を満喫するために失敗しないホテルの選び方のポイントについて記載します。

①場所

一般的にホテルは郊外よりも市街地の方がいいと言われますが、その理由としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 利便性
    空港や観光地までのアクセスの良さやレストランやスーパーなど周辺施設の充実度が市街地の方が優れている
  • 治安の良さ
    郊外は人も少なく、夜になると暗くなるため窃盗や強盗等の被害にあいやすい。また、郊外はスラム街となっていることもあるため、一般的には危ない

アイスランドも例外に漏れず、市街地のほうがいいとは言えますが、郊外もそこまで見劣りするわけではありません。

利便性という観点では、レンタカーを借りていればそこまでアクセスも悪くないですし、借りていなくても、空港や観光地へはピックアップ車が迎えに来てくれますので特に不便を感じません
また、治安という観点でも、アイスランドの場合は基本的に治安がいいので夜道でもそこまで危険ということはありません。(逆に市街地の方が麻薬常習者による暴行の被害等が目立つほどです)
価格面で見ても郊外の方が相対的には安くなるため、アイスランドでは市街地か郊外かにそこまでこだわる必要はないでしょう。

それでも多くの人は市街地を選ぶため、市街地のホテルは人気が高いです。
特にハイシーズンには満室で取れないことも多いので、その場合には迷わず郊外を押さえてしまうといいでしょう。

②施設

客室タイプ

個室(シングル、ダブル(ツイン)等)かドミトリーかに分かれますが、当然個室の方が高くなります。
ここについては完全に好みとなりますが、個室だと一泊10000円程度~というところも多く、コスパという点ではすごく悪いです。
ドミトリーでもそこまで汚い部屋というのは少ないですし、基本的にアイスランドの観光客はマナーがいいので、盗難などの心配はあまりありません。(最低限のセキュリティは必要ですが)
ドミトリーに抵抗のない方はドミトリーがコスパがよくてお勧めです。

バスルーム

アイスランドは基本的に気温が低いので、しっかりと温まりたい人はバスタブのある部屋にしましょう。(その場合、基本的には個室の部屋となるため、価格が高くなります。)

バスタブなしでシャワーだけでも兵器という方は、清潔感とシャワーの快適さが重要なチェックポイントになります。
古くても手入れが行き届いていればいいのですが、イヤな匂いがしたり、真冬なのにしょぼしょぼとしか出ないシャワーもあります。
写真など見た目ではわからないことが多いので、口コミなどでチェックするようにしましょう。
(ただし、水圧に関してはインフラの関係もあるので、ある程度の我慢は必要かもしれません。)

トイレ

アイスランドは比較的トイレは充実しており、ウォシュレットがついているところが多いですが、古い施設などはついていない場合が多いので、必ず必要という人はチェックしておきましょう。

駐車場の有無

レンタカーで旅行を計画している場合には、駐車場があるかどうかは要チェックです。
都市部のホテルでは、駐車台数が少ないところや有料の場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

キッチンの有無

食費を節約するために自炊をするという人はキッチンの有無をチェックするようにしましょう。
ホステルやアパートメントにはついていることが多いです。

無線LAN対応有無

アイスランドでは、ほとんどのホテルが無線LAN対応となっていますが、それでもロビーのみ対応というところも少なくありません
部屋でインターネットを利用したいという人は、全室で使えるかも調べておくといいでしょう。

③サービス面

言語対応

アイスランドはほとんどの人が英語を話せるので、言語対応という点では特に気にする必要はないでしょう。ちなみに、日本語対応しているところはほとんどありません

フロント対応時間

宿泊施設によってはフロントスタッフが24時間対応してくれるところもあれば、9:00~17:00等一定期間しか対応してくれないところもあります。
深夜のチェックインやピックアップ車が来ない等で困った時に対応してくれるかどうかというのもポイントですので、気になる人はチェックしておくようにしましょう。

最後に

さて、ホテルのチェックすべきポイントを記載してきましたが、最終的にホテルを選ぶに当たって一番重要なのは自分の中で優先すべきことはなんなのかということに依ります。

  • ベッドリネンやアメニティ・サービスが充実した快適な部屋で過ごしたいのか
  • オーシャンビューや高層階でのきれいな景色を見たいのか
  • 共同のリビングスペースなどで他国の旅行者や現地の人との情報交換や交流をしたいのか
  • ただ宿泊できればよくて、とにかく安く済ませたいのか

自分にとって宿泊施設で得たいものが何かということと、上記の視点を踏まえて、最終的に予算と相談して決めるのがいいでしょう。

とはいえ、泊ったことのないホテルを写真だけで判断することは限界がありますので、旅行サイトの口コミは必ず読むようにしましょう。

ただし、口コミを鵜呑みにしすぎないことも大切です。
ゲストコメントは確かに有益ですし、体験者だからこそ語れるエピソードは貴重ですが、反面マイナス面ばかりが印象に残るケースがあります。「ひどいサービスだった」「スタッフが冷たい」と書かれていても、その背景には様々な事情があることを理解しなくてはいけません。
また投稿者の経験値、年齢や滞在目的、ツアーかどうかなど、ホテルのせいではない要因も絡んできますので、できる限り客観的なデータと思えるコメントを参考にすることが大切です。

折角のアイスランド旅行を充実するためにも、ホテル選びは慎重に行う必要がありますが、反面、上述のとおり、アイスランドのホテルは不足しているため満室となるリスクもあるので、とにかく早く押さえることが大切です。

こちらの予約サイトでは支払いは現地かつ、直前までキャンセル可能といったところもありますので、アイスランド行きを予定している方は、とりあえずホテルを確保しておくようにしましょう。

→ Booking.com