アイスランド北部の「ダイヤモンド・リング」の一角であるミーヴァトン湖は、アークレイリと対を成す北部観光のもう一つの拠点。

温泉や小さいながらも宿泊地も整備されているため、ダイヤモンドリングをじっくりと観光することを考えている方にはここを拠点とすることもオススメします。周辺は観光ポイントも多数あるため、ここでは、ミーヴァトン湖周辺に絞った観光ポイントをいくつかご紹介します。

 

 

ミーヴァトン湖

ミーヴァトン湖は面積36.5kmとアイスランドで4番目に大きな湖。
2300年前の噴火の際に溶岩流によって作られました。周囲は湿地帯が広がり、大小多くの島々が湖に浮かんでいます。

ミーヴァトン湖はアイスランド語で「蚊の湖」を意味しており、大量のユスリカが発生するのですが、これを餌として大量の野鳥が集まってくる為、アイスランドを代表する野鳥の楽園として知られています。中でも観測できるカモの種類は世界有数の豊富さで、北アメリカに生息する種と、ユーラシア大陸に生息する種を同時に観察することができる、世界的にお珍しい場所です。
また、湖の底では桂藻岩がおおく、まりもが群生しています。実は、ミーヴァトン湖は世界最大のマリモの群生地としても知られているのです。

Myvatn

Myvatn

Marimo

 

ミーヴァトンネイチャーバス

2004年にオープンした温泉。
アイスランドの温泉として最も有名なのはブルーラグーンですが、このミーヴァトンネイチャーバスはそれに勝るとも劣らない雰囲気のある温泉です。

ミーヴァトン湖周辺は徒歩で見て回るところも多く、体力を消耗するので、観光のラストはここに来て疲れを癒すのがいいでしょう。
なお、冬はオーロラを観測することができる日もあるので、オーロラを観測しながら温泉に浸かるといった楽しみ方も出来るようです。また、クリスマスになると、ディムボルギルからサンタクロースがここへやって来てお客さんと一緒に入浴することがあるそうなので、冬に旅行するのであれば、是非とも訪れたい場所です。

Jardbodin vid myvatn

Jarðböðin við Mývatn - Mývatn Nature Baths

Myvatn

 

<観光情報>
入館料:5/15~9/15 4000kr 、 9/16~5/14 3500kr
開館時間:6~8月9:00~24:00、9~5月12:00~22:00
休日:12/25、1/1

クヴェリエル

ミーヴァトンこの東側に広がる地熱地帯。
沸騰する温泉と硫黄泉の匂いが常に漂うアイスランドの地獄谷とも呼ばれる場所。

アイスランド語で「炭鉱労働者の道」を意味するように、硫黄を算出するフリーザルナゥミュル鉱山があり、数世紀にわたって採掘が行われてきました。ゲイシールのような間欠泉に比べると遥かに目立たないですが、活発に地下水が吹き出しています。色鮮やかな硫黄の池や、泥のような池から噴煙がぽこぽこと音を立てながら煙をあげている、地獄谷のような場所です。
硫黄の匂いが立ち込める周囲は草木一本生えない荒野だが、蒸気が直接当たる山肌には部分的に植物が生えている箇所もあります。

なお、遊歩道以外は大変危険なエリアとなっているため、外れて歩く等は絶対にしないようにしましょう。

Hverir

Hverir

Myvatn

Hverir

 

ティムボルギル

ミーヴァトン湖の東にある溶岩台地。

溶岩が堆積し、要塞のように見えることからアイスランド語で「黒い城」を意味するディムボルギルと呼ばれています。北欧神話では、天国から追放されたサタンが降り立った場所とされ、ここに悪魔墓地を作ったとされています。ディムボルギルにはm洞窟のようにぽっかりと穴が空いた岩や柱状の岩など、様々な形の岩が点在していますが、その中でもキルキャと呼ばれる岩は、アーチ状の形がゴシック様式の教会に似ているため、この名前がついたそうです。

溶岩が作り出した奇妙な風景が作り出す、迷路のような「黒い城」を是非歩いてみましょう。

 

Dimmuborgir

Dimmuborgir

Dimmuborgir
(キルキャと呼ばれる岩。)

Dimmuborgir

 

グリョウタギャウ

ミーヴァトン湖の東にある洞窟温泉跡。

溶岩によって造られた洞窟であり、中には温泉が溜まっています。人気の秘湯でしたが、1975年から84年の火山活動によって温泉の温度が上昇し、崩落の危険性もあるため、現在では入浴禁止となっています。(見学のみ可)

小さな入り口から入ると、洞窟内に温泉が広がっています。暗闇のなか幻想的に揺らめくコバルトブルーの水面が日に照らされて美しくきらめいています。
また、洞窟の上はギャウになっており、岩盤が隆起し、すごい力で引き裂かれた大きな岩の谷となっています。片方が北アメリカプレート、もう片方がユーラシアプレートとなっています。

グリョウタギャウに来たら、温泉だけでなく、このギャウも必ずチェックするようにしましょう。

Grjótagjá

Grjótagjá

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ミーヴァトン湖への行き方

日本からの直行便はなく、必ず首都レイキャビークを経由する必要があります。

レイキャビークからは飛行機か長距離バスでアークレイリを経由してミーヴァトン湖へ行く方法と、レンタカーで直接いく方法があります。

アークレイリへのフライト

エアアイスランドがレイキャビーク空港からアークレイリ空港まで毎日出航しています。

所要時間:45分

本数  :3~5便程度(季節によって異なる)

価格  :90€~(季節によって異なる)

エアーアイスランドのホームページで直接予約ができますが、英語ですので、google翻訳の準備を忘れないようにしましょう。

エアーアイスランド航空ホームページへ

レイキャビーク空港の場所

アークレイリへの長距離バス

本数は少ないですが、1日数便出ています。チケットはBSIターミナルで購入することができます。なお、冬季は運休や減便となるため要注意です。

所要時間 : 約7時間

BSIターミナルの場所

また、夏季限定となりますが、Reykjavik Excursions社が各地への長距離バスパスポートを発行しており、アークレイリへも行くことができます。

Reykjavik Excursions社のホームページ

 

アークレイリからミーヴァトン湖へのバス

一日数便(季節により異なる)出ており、チケットはターミナルで購入可能ですが、本数が少ないため、アークレイリ発のツアーを使うことをお勧めします。

アークレイリからのバスツアー

【アークレイリ発】デティフォス グランドツアー

アークレイリを出発し、ゴーザフォス、ミーヴァトン湖、ディムボルギル、デティフォス、アゥスビルギを巡るツアー。
2つの滝、地熱地帯、アイスランドでは珍しく樹木が残る渓谷など、1日でアイスランド北部の見どころを効率よく回れます。(英語のサイトです)

【アークレイリ発】ミーヴァトン湖と温泉ツアー(所要8時間)

同じく、アークレイリを出発し、ゴーザフォス、ミーヴァトン湖、スクトゥスターザギガルの火口、ディムボルギル、グリョウタギョウ、クヴェリエルを訪れ最後にはミーヴァトンネイチャーバスで2時間ゆっくり疲れをいやすことができるツアー。

グリョウタギョウを訪れたいなら、こちらがおすすめです。

レイキャビークからのツアー

時間がない方、自分で飛行機やバスの手配をするのが不安という方は航空券付きの日帰りツアーもあります。

【レイキャビーク空港発】ゴーザフォスの滝とミーヴァトン湖観光ツアー(所要11時間)

アイスランド北部の見どころを日帰りで満喫できるツアーです。

レイキャビーク空港を出発し、アークレイリ到着後、ゴーザフォス、ミーヴァトン湖、スクトゥスターザギガルの火口、ディムボルギル、グリョウタギョウ、クヴェリエルを訪れます。オプションでミーヴァトンネイチャーバスでによることもできます。

レンタカープラン

上記をすべて回るツアーというのはないため、北部アイスランドを余すことなく楽しむためには、レンタカーで回るのがおすすめ。

レンタカーで各地を周遊する場合、ホテル予約がついたプランが断然おすすめです。アイスランドは近年観光客が急増しており、首都のレイキャビーク周辺はまだ大丈夫なのですが、地方部へ行く場合にはどこも満室で宿泊できないといったことが普通にありえます

あらかじめホテルを予約しておくか、ホテル付のプランを選ぶといいでしょう。

【ホテル付】セルフドライブツアー8日間 アイスランドを1周する旅

GPS付のカーナビがついた車に損害保険と7泊分のホテル宿泊がついたプランです。またオプションとして「スノーモービル体験」「氷河トレッキング」「ホエールウォッチング」「ブルーラグーンの入場券」などもオプションで付けることができるため、訪問先での旅をさらに充実させることができます。

ちなみに、このプランを活用するならブルーラグーンへの入場券は必須で付けておくことをお勧めします。