氷河

高緯度で低気温のアイスランドでは、降った多量の雪が重なって、氷の塊である氷河を形成します。国土の11%は常に氷河で覆われています。氷河は年に数cmほど移動し、その強い浸食力で火山や溶岩の岩盤を削って谷や特殊な地形を作り出します。また、火山の噴火により急速に溶けた行が水が洪水をおこすこともあります。

有名スポット

ヴァトナヨークトル氷河

ヨーロッパ最大の氷河であり、総面積8100㎡とアイスランド国土の約8%を占めています。氷の厚さは平均で400m、最も厚いところで1000mにも達しており、決して氷が溶けきることはありません。
映画『トゥームレイダー』』『007ダイ・アナザー・デイ』『バットマン・ビギンズ』などのロケ地としても使用されたアイスランドで最も有名な氷河でしょう。

ラングヨークトル氷河

氷河の下に掘られたトンネルを歩くことができる、珍しいスポット。
Langjokull

 

滝、サンダー

氷河から溶け出した大量の水は大きな河川を作り、海へと流れ出ます。アイスランドには落差の大きい溶岩原や台地が広がっているため、ダイナミックな滝が多数みられます。またその豊富な流量によって、火山の砂礫が下流に運び込まれ、幾何学的な網目状の大扇状地が作り出されることもあり、これをサンダーといいます。

有名スポット

セーリャラントスフォス(滝)

アイスランド南部に位置する、アイスランドで最も有名な滝の一つ。
裏見の滝とも呼ばれており、その名の通り、滝を裏側から見ることができます。

スケイザルアゥルサンドゥル

ヴァトナヨークトル氷河の支流のひとつのスケイザルアゥル氷河の末端に広がる砂原です。
この地域はかなりの強風が吹くため、よく砂嵐が起こります。砂嵐の最中には前が見えなくなるほどの大量の砂が辺り一面を覆って、呼吸器などを防護せずに飲み込まれてしまうと窒息の危険性もありおそろしくはあるのですが、この砂嵐を見るために砂原を訪れる観光客も多く、彼らは車の中から砂嵐を鑑賞しています

Skeiðarársandur

全土で数多くみられる湖。その成り立ちは様々で、山の中腹で氷河によって削られた窪地、ギャウや火口の窪地、砂礫がたまってできた窪地などにできたものなどがあります。氷河が削った湖の中には、湖上に流氷が浮かんでいるものもあり、その雄大で荘厳な景色はアイスランドンの絵葉書にもよく使われています。

有名スポット

ヨークルスアゥルロゥン

ヨークルスアゥルロゥンはアイスランド島西部、ヴァトナヨークトル氷河から分かれたブレイザメルクルヨークトル氷河の先端にあり、スカフタフェットル国立公園とヘプンの間にあります。映画「トゥームレイダー」の撮影の舞台にも利用されたこの氷河湖は名前は知らなくても、景色だけは見た覚えのあるという方も多いのではないでしょうか。


ミーヴァトン

ミーヴァトン湖はアイスランド北部にある湖。アイスランド語で「蚊の湖」を意味しており、大量のユスリカが発生するのですが、これを餌として大量の野鳥が集まってくる為、アイスランドを代表する野鳥の楽園として知られています

Myvatn

フィヨルド

玄武岩の原野が氷河や河川によって浸食され、周辺に崖が作られることによってできた平らな高台を玄武岩台地といいます。それを固い氷河の流れによる強い浸食力が深く削り、U字谷を生みました。それが海に達し、海水で満たされるところがフィヨルドと呼ばれます。フィヨルドの湾奧は平たん地が多く、集落が作られやすいという特徴があります。

有名スポット
クヴァールフィヨルズル

「鯨の湾」を意味するクヴァールフィヨズルは、南西アイスランド最長約30kmにわたるフィヨルドで、ここにはアイスランドの捕鯨基地があります(現在は使用されていません) 。 第二次世界大戦の間はイギリス軍、次いでアメリカ軍の戦艦の泊留地になっていました。 フィヨルドの頭部にある山にはアイスランドで最も高い滝の一つグリムール (198m) もあり、ドライブが楽しめる景勝地として知られています。

Hvalfjörður